昭和医療技術専門学校は臨床検査技師を養成する東京の専門学校です

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海外で臨床検査技師として活躍する本校卒業生!



カンボジア クラチェ州立病院 臨床検査技師
遠藤瑞奈(19期卒)


メコン川に沈む夕日と日本国旗(一番右)です!


クラチェ州立病院の正面入口です!


救急外来病棟です!


検査室の外観・・階段を上って左側が入口です!


病院で使用している生化機器です!


これは血算機器です!


これは遠心機です!

さて、本年より新たに、このブログでも本校の卒業生の活躍を紹介していきたいと考えております。このブログを見る、在校生や、これから臨床検査技師を目指そうとする方々にも色々ある選択肢や未来の夢を描く一つの材料になればと思います。
まずは、現在JICAの活動でカンボジアで活躍している遠藤瑞奈さん(19期)から、近況報告という形でメールをいただきましたのでそれを紹介させていただきます。今後、不定期にではありますが、紹介させていただけたらと思いますので、楽しみにしていてください。      
学校長 山藤 賢


◆はじめまして。19期卒業の遠藤瑞奈です。現在、カンボジアのクラチェ州にある州立病院で、青年海外協力隊として活動をしています。この度、山籐校長先生からご機会を頂きまして、ブログを書く事になりました。「ここは、カンボジア」ということで、私の気の向くままにブログをアップしていこうと思っています。


◇「ここはカンボジア」
私は、学校を卒業後、千葉県松戸市にある千葉西総合病院で8年間働き、その後、青年海外協力隊の試験を受けました。
では、簡単に応募から派遣までの流れを説明したいと思います。
まずは、応募です。自分の経歴や技術に関する問題を解き、提出をします。私が受けた時は、検査技師の問題として「開発途上国で分光光度計、顕微鏡、遠心分離機、冷蔵庫が設置されている場合、どのような検査項目が可能になると思いますか?検査項目と検査方法を記載して下さい」という問題がありました。
1次選考(書類審査)が通ると、今度は、2次選考で語学試験と技術面接の2つを受けます。技術面接は、実際に検査をするわけではなく、質問に答えるといった形式でした。
試験合格後、技術補完研修や約2ヶ月間の語学研修を受け、語学試験合格後に派遣されます。現地ではさらに語学研修が1ヶ月間あり、それを経てやっと任地に派遣されるのです。応募から派遣までは約1年!長い月日がかかりますが、一つ一つが充実している為、意外とあっという間に派遣を迎えることが出来ます。


◇私の活動先のクラチェ州は、カンボジアの首都プノンペンからバスで約7時間のところにあります。ここでは、川イルカが見られると言う事で、外国人観光客も多く見受けられます。またメコン川に沈む夕日はとても綺麗で、心が癒されますよ。
クラチェ州立病院は、クラチェ州の中心部にあり、CPAVという国内では最高レベルに位置付けられています。病床数150床で、救急外来、外科、内科、肺結核科、小児科、産婦人科などがあります。
救急外来は、日本の支援で建てられました。
検査室のスタッフ数は、男性2名、女性5名の合計7名です。
でもこの中に検査技師学校を出た人は一人もいなく、薬剤師、看護師で成り立っています。
行っている検査は、生化学検査、血液検査、尿検査、マラリア検査、細菌検査(チールネルゼン染色)、輸血検査、糞便検査(まだ一度も見たことがない)などです。


◇ある日、出勤したら真ん中のHt用遠心機が変わっていました。故障したようです。ERに捨ててあったHt用遠心機を検査室に戻してもらって、使えるようにしたとのことでした。なぜ使えるものをERに捨てていたのかも理解出来ませんが、ホントに良く壊れる機器にも理解出来ません。ただ一つ言えることは、決して使い方は良くないということです。壊れてもおかしくない使い方をしています。ピンセットを使って遠心をガガガと止めたり、対称になっていない状態で遠心して異常音がするなんてことは、日常茶飯事です。それを注意したりすることも私の役目なので、注意はしますが・・・聞く耳を持ちません。返ってくるのは、笑い声だけ・・虚し過ぎます。


◇そして一番困るのが水です。時々、水が出なくなります。手を洗うことも出来なければ、計算盤さえも洗うことが出来ません。染色の流水水洗なんて以ての外です。そして、水が鉄っぽい。ということで、最近は、水の入ったペットボトルを常備しています。いつでも手が洗えて、最悪な時は、計算盤も洗えます。


◇なんだかすごい状況の検査室だと思いませんか?
実はもっともっとたくさんの色んな問題を抱えています。私が解決できる問題もあれば、どうにも出来ない問題もたくさんあります。このブログでは、そんな検査室の抱える問題やカンボジアの魅力なども一緒にお届けできればなと思っています。今回は、ここまでです。次回に好ご期待!とか言って、そんなに大したことがなかったらごめんなさぁーい。では、また〜。


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