東京都内で唯一の臨床検査技師教育に特化した実績ある伝統校

昭和医療技術専門学校

創立40周年記念式典

十代目 松本幸四郎 記念公演

本年、本校は創立40周年を迎え、その式典を11月10日、大井町の「きゅりあん」にて行いました。
これも偏に先人たちの歩みと努力、そして魅力ある学校作りと、各関係者、学生達、卒業生達のおかげと深く感謝しております。
誠にありがとうございます。
しかし、それと同時に本当に大切なのは今この瞬間であるという話を、当日も壇上でさせていただきました。
今この瞬間がなければ、これまでの歴史も何もありません。
いま、ここにこの学校があること、そこに集う人達がいるということ、そして、今この瞬間がすでに未来を創り続けていること、だからこそ、この「イマこの瞬間」にフォーカスを当てて、目の前のことに一生懸命になること、そんな大切なことを皆で共有できた一日なのではないかと思っております。

お祝いの口上を生声でいただきました。是非動画でご覧ください。

式典といえば、本来お世話になった方々をお招きし、行うものではありますが、このコロナ禍でもありますし、今回は、職員と学生のみの内輪の会とさせていただきました。
そして、記念公演を1年前からお願いしていた、私と旧知の仲である歌舞伎役者の十代目松本幸四郎くんにおきましても、歌舞伎の開催もまだ正常化しない中でありますが、せっかくの未来ある若者達のためにと、駆け付けてくださり、客席もソーシャルディスタンスとして、万全の対応をしつつも、わかりやすい歌舞伎の実演や、本音のトークに、爆笑も交えながら大いに会場は盛り上がり、最後には学生からの「高麗屋!」の掛け声も会場中に飛び交いながら(笑)、集合写真も撮らせていただきました。
幸四郎くんからは、「逆に力をいただけた!」とのコメントもいただき、本校の学生や職員の明るさや力、また幸四郎くんの本物にしか醸し出せない雰囲気やエネルギー、そして言葉と実演の数々に、素晴らしい場と愛の交換が行われた一日となりましたこと心より嬉しく、また感謝しております。皆様ありがとうございました。

最後に幸四郎くんに、壇上でお願いを二つさせていただきました。一つは私との壇上でのスマホでの自撮り(笑)、もう一つは、10年後の50周年記念での公演のお願いでありました。彼は快く(強制的?笑)「いいともー!」と言ってくださいました。
10年後の私、幸四郎くん、今日の会場にいた学生達、昭和医療技術専門学校、それぞれが今から楽しみでなりません。

昭和医療技術専門学校はこれからも、良き医療人を社会に送り出すことを念頭に、自立した個を育み、それと同時に私達人間は誰かの支えがなければ生きていけない存在であること、そのことを深く理解し、感謝の心を持った医療人の育成に励んでまいりたいと思います。 全ての関係者の方々、これまでもありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

学校長 山藤 賢