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昭和医療技術専門学校

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2年生 台湾研修旅行  平成30年10月1日~4日(4日間)のご報告

2018.10.12

 1日目

台風24号の影響で羽田発飛行機が予定より遅れました。また、東京の交通網も影響をうけましたが、無事、出発することができました。行きの飛行機はかなり揺れて、アップダウンが少し激しく、普通女子がキャーキャー叫ぶのに、この学年は男子がウオーと雄叫びを上げ、EXILEのChoo Choo TRAINで乗り切れ!との声が上がり、なんか、とてつもなく楽しい旅行になる予感がこのときからしていました。

 台湾松山空港に到着し、現地のガイドさんに迎えられ、いよいよ3台のバスに分乗して台湾旅行の始まりです。

まずは小籠包手造り教室にいきました。お手本を見せてもらい、皮を綿棒で伸ばすことから始まるのですが、簡単なようで実際難しく、ちょっと形の悪い小籠包がたくさんできました。でも自分たちで作った小籠包の味はとてもおいしかったと大満足の様子でした。

 もちろんプロのつくった小籠包もいただきましたよ。

チャーハンもおいしくて、女子のグループでもおかわりしていました。

 

小籠包が蒸されている間に、台湾最強のパワースポットである龍山寺にお参りです。ライトアップされ、昼間とは違った趣でバスの号車ごとに記念写真撮影をしました。できあがった写真は幻想的でとてもすてきでした。

恋愛・縁結びはもちろん、学業、商売繁盛、まだ先の子宝祈願、なんでもお願いできちゃいます。学生さんはもちろん学業成就のお願い事をしているはず、です。

 

 食後は、タイペイ101の見学にいき、展望台は行かなかったですが、ショッピング街を散策し、ライトアップされた101をバックに自撮りに挑戦!! 初自撮りの学生もいて、おおいに盛り上がりました。タイペイ101今日はピンクに染まっていましたよ。

 

 2日目

 2日目は研修旅行のメインイベントである中台科技大学との交流会です。毎年、私たちのバスが学内に入ると温かく迎えてくださいます。今年も、山藤 学校長率いる 昭和医療技術専門学校歓迎の掲示板が入口からでており、半日の交流とは言え、楽しみに準備をしてくださっていることがわかりました。

 歓迎式典が執り行われました。台湾では10月10日は祝日で10が重なる日であることから雙十節といわれています。そして、本校との交流が20年を迎え、10がここでも二重に重なるということで、校長の李先生より「展翼雙十 迎向未来」という書をいただきました。

また、日本がここ最近、地震や台風の自然災害に襲われていることを心配してくださり、お守りの飾りもいただきました。日本のことをいつも気にかけてくださり本当にありがとうございました。

学生代表のスピーチ、まずは練習した北京語で自己紹介。その後は日本語で、お互い翻訳しながらのご挨拶です。そして、いよいよ、交流会の始まりです。お互いの緊張を解くためアイスブレイクのゲームから始まりました。これでいっきに親近感が増しました。

14のグループにわかれて、それぞれ、中台科技大学の学生さんたちと、4つのゲームをグループごとに楽しみました。言葉の壁はありましたが、英語やジェスチャーを加えて一生懸命コミュニケーションをとろうと、学生さん同士がとても楽しそうに写真を取り合ったり、笑い合ったりしている姿が見られました。ガイドさんが教えてくれて、バスの中で練習した北京語で自己紹介をしたり、明日行く自主研修について、おいしいお店や買い物のことを教えてもらっていた学生もいました。

そして、中台科技大学の学生さんたちと良い思い出が作れたようです。本校の学生も言葉はなかなか通じないけれど、そうした中でも、どのようにしたらコミュニケーションがとれるのかを学んだようです。

 最後に集合写真を撮って、短い時間でしたが、みなさんお別れを惜しんでいました。

中台科技大学の学生さん、李校長先生始め、教職員の皆様本当にありがとうございました。

 交流会の後、バスは台北に引き返し、台湾最大と言われる士林の夜市に出かけました。

 最初は夜のお買い物、ちょっと怖いといっていたのに、学生たちはとても楽しんでいました。かわいい小物やアクセサリー、よくTVで取り上げられている屋台の食べ物を買って、そして、みて、満足そうな笑顔がみられました。

 

3日目

 自主研修で、小班ごとに台北市内を計画通りに散策です。朝8:30にホテルを出発して、思い思いの台北を楽しみます。台湾の鉄道MRT一日乗車券をもらって、わくわくの小旅行です。朝早い時間で、目的のお店がまだ開店していないなど、少しハプニングもあったようですが、海外で友人同士、好きな場所にいき、食べたかった有名なマンゴーかき氷やタピオカを思う存分堪能したようです。台湾のタクシーも利用したグループもいました。たくさん思い出がつくれましたね。

夕方からは十份での天橙上げです。お願い事を書いて、火を着けてもらい、天高く上がる天橙を最後見えなくなるまで見送りました。願い事が叶いますように。

 そして、台湾最後の夜の食事会、九份へと向かいました。すっかり日も落ち、九份の夜景の素晴らしかったこと。階段120段あがりますよといわれて大変だーと思ったのも忘れて、夜の景色を写真にたくさん撮り、千と千尋の神隠しの舞台ともいわれるレトロな町並みはきっとみんなの心に残ったことでしょう。

 

4日目

 朝から雨が心配されましたが、ほとんど傘をさすことなく見学ができました。みんなの日頃の行いがいいのかな。故宮博物院ではガイドさんの解説を聞きながら、珍しい宝石や土器、美しい陶器などを見学しました。博物院を代表する翠玉白菜や豚の角煮もしっかり肉眼で見ることができましたよ!

 忠烈祠の衛兵交代は、ちょうど雨もやんで少し晴れ間がみえていて、爽やかな天候の中で見学ができました。30分もずっと動かずに立っていると聞いて学生はびっくりしていました。最初、本当の人間と思っていなかったようでした。お人形じゃないよ!

 そして、一路東京羽田まで帰国の途につきました。松山空港では3人のガイドさんに別れを告げました。ガイドさんから、台湾の知識をたくさんお話しいただき、そして、日本との繋がりについても詳しく説明してくださいました。ありがとうございました。

 

 日本に帰っても台湾での体験を思い出しながら、また、医療の勉強に励みます。

 ところで、一番良かったのはどこ?と聞かれたら、交流会!楽しかったー

 自主研修!楽しかったー、天橙上げ!楽しかったー 九份!楽しかったー

 え?全部じゃないですか!とにかく最高に楽しい旅行だったようです!

学年の絆、かなり深まったぞ。

 

2年担任 生江