副校長就任のご挨拶
2025.04.01
このたび、昭和医療技術専門学校の副校長を拝命いたしました脇田 満と申します。
現在は、順天堂大学医学部附属順天堂医院 臨床検査部にて技師長を務めており、今回ご縁があって副校長を兼任させていただくこととなりました。
私は、医療現場で臨床検査を行いながら、検査室の管理・運営にも携わっています。
その中で、実感していることは、臨床検査技師には専門的な知識や技術の習得だけでなく、「人を思いやる心」や「チームで支え合う力」がとても大切だということです。
これまで培ってきた現場での経験を活かし、学生の皆さんには「医療現場で本当に役立つ力」を身につけられるような、実践的な教育に取り組んでいきたいと考えています。
専門学校は、4年制大学よりも1年短いカリキュラムで、臨床検査技師国家試験の受験資格が得られるため、早いタイミングで医療の現場での活躍を始めることができます。
そして、仕事をしながらでも、さらに専門性を高めたいという意欲があれば、大学院への進学といった道も開かれます。私自身も仕事を続けながら、順天堂大学大学院 医学研究科修士課程を修了し、現在は臨床検査で使用する新しい分析装置や検査試薬の開発にも携わっています。
本学で学んだ「何事も一生懸命」という言葉にいつも励まされながら、私も日々チャレンジを続けています。過去には、本校学生の学会発表をサポートしたこともありますので、興味がある方がいれば、遠慮なくご相談いただきたいと思います。
本校は、山藤校長をはじめ教職員全員が「安心して学べる環境づくり」に力を入れています。皆さんが、仲間と学び合い、豊かな人間性を育んでいけるよう私も全力でサポートしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年4月1日
昭和医療技術専門学校
副校長 脇田 満